日常生活☆備忘録

サバイサバイなタイ日記

タイ人夫と結婚し、タイに住んでいます。ゆるく、テキトーに、でも頑張って生き抜いています。ローカルなタイライフを自由気ままに綴っていきます。

モン族市場に寄り道

数ヶ月前に旦那のお父さんが脚の手術をし、旦那氏は数ヶ月チェンマイに里帰りを。

 

私は月に1回旦那さんに会いにチェンマイ帰省。

たまには遠恋も良いですね〜( ̄ー ̄)

初々しい感じが蘇りますね。

 

今回は、我が家に帰宅するまでに必ず寄り道したい場所があったのです。

 

モン族市場!!

 

旦那氏、チェンマイ出身。

私は結婚する前からチェンマイに数年通いましたが、いつも共通の友達といたので、観光らしい観光をしたことないんですよ。

皆んなについて行ったら偶然有名な観光スポットだったということはよくありましたが。

 

お買い物らしいお買い物もしたことないような(笑)

 

なので今回は事前に宣言しました。

私:「モン族市場に行きたい。」

夫:「交通量多いし面倒くさい。」

私:「一人で行ってくる、モン族市場の後おうちに帰る。」

夫:「いつでも行けるじゃないかー!」

私:「そう言ってるうちにもう6年過ぎたよ!今回ばかりは必ず行きたいから私は一人で行ってくるもん。」

 

そしておうちに帰る前に一人でモン族市場に。

 

☆モン族市場の住所はこちら☆

Tambon Chang Moi, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50300
ตำบล ช้างม่อย อำเภอเมืองเชียงใหม่ เชียงใหม่

https://g.co/kgs/jdsKaX

ワロロットマーケット界隈、チャイニーズゲートの近く。

 

着いた!

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ちょっと待って待って、魔物すぎる。
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財布の紐が緩みすぎます。

 

無知って怖い。

スルスルとお金が消えていく。。

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目的のモノを買うまでに、誘惑に負けて色々買っちゃいました。
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目を凝らしてよく見るが大吉!!

 

中にはミャンマーのナガ族の民芸品が混ざっていて、これまたラッキー!

偶然発見できちゃいました♡

 

今回、モン族の手刺繍のファブリックを数種類探してたんです。

私の母(日本の実母)は洋裁が得意なので、素材があれば色々作ってくれるのです。

 

モン族手刺繍品は、バンコクでは何故かどこも売り切れで、たまに見かけても躊躇する価格・・・。

お財布だと、ほんのちょっとしたもので700バーツ(´・_・`)

バッグだと余裕で3000バーツ超え・・・。

よくありがちな山岳民族グッズの部類では、相場よりはるかに高価:(´◦ω◦`):

 

戦利品その1として、ずっと欲しかったモン族のお財布を1つあたり250バーツでGET。

友達へのお土産にも色違いを購入。

1つ購入だと350バーツだったのですが、5つ購入で1個あたり250バーツにしてもらいました。

 

例えば、モン族刺繍のお財布。

日本:大体3500円くらい(約1000バーツ)くらい。

バンコク:700〜850バーツくらい。

チェンマイ:590〜650バーツくらい。

チェンマイの590バーツが最安値として、卸値だと6掛けを目処に。

345バーツくらいが、個人バイヤーさんの仕入れ値くらいなんでしょう(推定)

更に6掛けを目処にして、207バーツくらいが、モン族市場の売り手モン族さんの仕入れ値だろう(推定)

工場や産地直っていうのなら更にお安いもんなんでしょうけど、モン族の売り手さん皆んなが皆んな直に作って売ってるわけでは決してないでしょう。

 

個人バイヤーさん推定仕入れ値より低い程、お値打感が出ると自分の中で自己解釈。

今まで悩みつつ、今回ここまで来たからには、お得感はそれなりに得たいところ。

 

でも、モン族売り手さんにもきちんと商売の利益を得てほしいので、値切り交渉のさじ加減は自分の中で決めておかなきゃ!っていうのが自分の中での値切り礼儀ルール。

 

1個350バーツって、気分的にまだ高い。

通常価格1個300バーツ提示なら、あんまり深く考えずにさらっと買うところ。

でも、相手は上手く足元をみて、ギリギリ高額をせめてきてる感が察することが出来たので、ここは値引き交渉を試してみる価値はありそうと察知。

 

∴1個250バーツだったら、モン族売り手さんも全然損はしてないことだろうと自分の中で解釈完了。

「微妙!300バーツなら考える〜」と言い、即「300バーツでいいよー」と返答があったので、「じゃあ5つ買うから250バーツにして。」と言ったら、あっさり交渉成立。

 

モン族の刺繍は、ファンが世界中に多いそうで、入荷しても即ソールドアウトだそう。

タイよりも外国人の方に人気だそうで。

種類によっては納期未定や予約完売のものが多々あるんだとか。

 

折角だから、材料を入手できるなら、自分の好きに加工をしたかった。

アジアの商品はお手頃価格でも、縫製や品質は良く見なきゃ雑!(笑)

丹精込めて綺麗に刺繍された生地なら特に、丈夫に仕立てたいところ。

 

そのファブリックの気になるお値段は、

大判の総手刺繍ファブリック提示価格は1500バーツ。かなりお値打ち。

今まで2200バーツ以下では見たことない。

個人的には1100バーツが勝利値と思っていて、

あちこち見回った後、また同じお店に戻り

北の方言を交えて売り手さんと会話をしてみたら、一気に提示価格が900バーツに下がった・・・(笑)

価格があってないような・・・(笑)

っていうか、卸売とは言え、値引き交渉なんてしなくても十分安く手に入るとは言え・・・最初からちゃっかり結構のせてるのね・・・(苦笑)

確かに材料の原価なんて、ほぼ0に等しいわよね・・・作り手の労力が主たる原価だわな・・・。

 

今まで1つで200バーツくらいで購入してたものも、5つで150バーツ・・・。

バイヤーっぽい人や、商売人っぽい人が大量に購入していく風景が目立ったので、皆さんちゃんと良い収入に繋がっている様子。

 

因みにモン族、ラフ族は、北タイでは商売が超上手な山岳民族として有名です。

自分の損になるような値切りには対応してくれませんし、上手くギリギリスレスレの、その人が払うであろう高額ラインを推測してせめてきます。

悪どい人だとビックリする高値をふっかけてくる人も中にはいます(笑)

 

もし他の山岳民族だったら「元取れてるの?!」みたいなあまりの安値を提示してくれて、逆に申し訳なさすぎたり心配しちゃうこともあるのですが

モン族・ラフ族の方だったら、そこはあまり心配いらない部分かもです・・・(苦笑)

 

卸売の問屋街なのですが、素材や材料も沢山売ってる場所なので、店頭での販売品に関しては既製品かハンドメイドか聞いたらお店の人が教えてくれました。

 

「うーん、2週間くらい待てるなら、縫製してあげるよー。お財布にしてほしいのー?カバンー?」

 

待って。

聞かなかったことにしよう。

危ない(笑)

財布の紐どころの騒ぎではなくなる(笑)

 

戦利品を手におうちに帰ると、旦那もびっくり。

浮いたお金はしゅるしゅると私たちの晩ご飯にと消えました。

たまにはいっか。